ラリージャパンが今年も日本で開催される。大会まで1週間を切ったタイミングでトヨタ、ヒョンデ、M-SPORT FORDのマシンを操るドライバーたちによる記者会見が、衆議院第一議員会館で実施された。みんな日本のフィールドでラリーできるのを待ちきれないみたいだぞ!!

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、Red Bull Content Pool

■WRCマシンが今年も日本へやってくるぜ!!!!!!

TOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAMはGRヤリスラリー1で参戦中

  11月21日(木)から、年に一度のビックイベント「ラリージャパン」が愛知県と岐阜県で実施される。2022年に日本での開催が復活してから今年で3回目。回数を重ねる度に大会は盛り上がりを見せており、日本においてラリーの認知度が高まっている証と言えるだろう。

 そんなラリージャパンの開催まで1週間を切った11月15日、衆議院第一議員会館 国際会議室ではラリージャパンに参加するドライバーや監督たちによる記者会見が行われ、大会前に意気込みを語った。

 記者会見に参加したのは、TOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAMに所属し、3回目の母国ラリーとなる勝田貴元選手、同じくTOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAMで昨年のらりージャパンウィナーのエルフィン・エバンス選手とチーム代表のヤリ-マティ・ラトバラ氏。

 HYUNDAI SHELL MOBIS WORLD RALLY TEAMからは、現在ポイントリーダーのティエリー・ヌービル選手とコ・ドライバーを務めるマーティン・ヴィーデガ選手。M-SPORT FORD WORLD RALLY TEAMからは、ラリー2車両でラリージャパンの優勝経験もあるグレゴワール・ミュンスター選手が出席した。

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■気合い十分!!! 勝田「目指すは自己ベストリザルト」

母国で自己ベストリザルトを狙うTOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAM所属の勝田貴元選手

 今シーズンもWRC最終戦となるラリージャパン。残念ながらTOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAMのドライバーたちは、ドライバーズタイトルを獲得できる権利を失っているものの、マニュファクチャラーズタイトル獲得の可能性は残している。母国ラリーとなる勝田選手は、

「マニュファクチャラーズタイトルがかかっている重要な大会ですが、何としてでもチームに貢献したいと思っています。2022年は3位表彰台、昨年は悔しい思いをしましたが、今年は3位以上のベストリザルトを狙っていきます」と気合いは十分だ。

 一方マニュファクチャラーズではTOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAMに15ポイント差をつけ、ドライバーズランキングではポイントリーダーのティエリー・ヌービル選手 (HYUNDAI SHELL MOBIS WORLD RALLY TEAM)は、

「日本が大好きでラリージャパンは毎年のとても楽しみなんですが、今年はタイトル獲得がかかっている重要な大会なので少しばかり緊張しています。でもいつも通りに戦って、日本のフィールドを全力で楽しみたいと思います」と、ラリージャパンに対する愛を語ってくれた。

 豊田スタジアムSSSが見られる観戦チケットはまだ好評発売中なので、熾烈なマニュファクチャラーズタイトル獲得をかけたヒョンデとトヨタの戦い、勝田選手の魂溢れる走りを見届けに、足を運んで見てはいかがだろうか。

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