フォルクスワーゲングループジャパンは11月14日、VW『ザ・ビートル』の運転席用エアバッグのインフレータについて容器が破損するおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは、2016年8月9日から2018年11月10日に製造された9302台。
運転席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、高い湿度の環境下で大きな温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
改善処置として、全車両、運転席用エアバッグユニットを対策品と交換する。
現在までにこの現象による不具合の発生や事故は報告されていない。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。