ホンダワークスチームと長きにわたってともに歩んできたレプソル。ホンダのモータースポーツカラーと言えばレプソルカラーであったが、今年限りでもう見れなくなってしまうようだ。ここでは、契約解消を加速させたであろう要因を綴っていく。

※本稿は2024年9月のものです
文:片岡英明、ベストカー編集部/写真:ホンダ
初出:『ベストカー』2024年10月26日号

■見慣れたレプソルカラーも2024年限り

ホンダワークスも、昨今は過去に例がないほどの低迷ぶり。今後どうなる?

 ホンダのモータースポーツといえば、クルマだけでなくバイクも積極的に取り組んでおりますが、30年近くの間ホンダの二輪ワークスのスポンサーを務めたレプソルが、2024年限りで契約を解消すると発表しました。

●片岡氏のコメント

 2輪のMotoGPでホンダのマシンのイメージといえば、オレンジにREPSOLのロゴが入るレプソルカラーだった。スペインの大手石油メーカーであるレプソルは、1995年からパートナーシップを結んだ。多くの名ライダーを輩出したが、マルク・マルケスは59勝し、6度のタイトルを獲得する活躍を演じている。

 が、絶対的エースだったマルケスがチームを去ったことから、レプソルの離脱も囁かれていた。そして2024年限りでスポンサー契約の終了を発表している。残念だが、2025年のホンダのカラーがどうなるかも気になるところだ。

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