軽スポーツに注目したい。全盛期であった1980年から1990年代、そして2000年代以降だってその勢いは衰え知らずだ。興味が薄い方も多いだろうが、車体の軽さから来る爽快な走りの味というのは何にも代えがたい。そんな軽スポーツの中でもここでは2006年登場の2代目三菱「eKスポーツ」について調べてみた!!

※本稿は2024年9月のものです
文:伊達軍曹/写真:三菱、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年10月26日号
※本企画内の中古相場や流通量は伊達軍曹氏調べ(9月11日取材)

■eKのスポーツモデルは流通少なめ

三菱 eKスポーツ(2代目・2006年登場)。ターボエンジンとスポーティな足まわりを採用した

 軽トールワゴンである2代目三菱eKワゴンのスポーティ版。搭載エンジンは最高出力50psの直3自然吸気と、同64psの直3ターボ。スポーティ版ではあるものの、トランスミッションは4速ATのみ。

●中古車購入ポイントは?

 中古車流通量は全国で50台以下と少なめ。ターボ付きとなる「R」または「RS」はそのうち約半分で、相場は総額20万~60万円といったところ。

 軽スポーツとしてはいささか物足りない存在だが、「総額30万円前後でも買える、ちょっと速い軽」として見るならば悪くない選択かも。スライドドア付きの「RS」であれば、日常における使い勝手も良好だ。

●三菱 eKスポーツ(2代目・2006年登場)
・中古相場:約15万〜70万円
・新車時価格:126.0万~156.0万円
・年式:2006~2013年
・入手しやすさ:★★☆☆☆
・中古車オススメ度:★★☆☆☆

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