ロードスターといえば、爽快感溢れる走りで、多くのファンを持つライトウエイトオープンスポーツカー。だが一部では、「2Lのソフトトップがあればなぁ」なんて声が囁かれたいた。そんな要望に応える形で、日本への導入が現実的になってきたぞ!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:MAZDA、ベストカーWeb編集部
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Amazonの情報を掲載しています■2Lオープン仕様があればいいのになぁ
2024年の東京オートサロン。多くの人だかりのなかでも、ひときわ盛り上がりを見せていたのがマツダブースだった。展示車両に目を向けると、メインはロードスターである模様だ。
ブレンボ製のブレーキキャリパーが装着されてはいるのは確認できたものの、それ以外は現行型と大きな違いが見受けられない次第。どうやら見た目ではなく、中身に注目すべきポイントが詰まっているようだ。
ロードスターは、ライトウエイトオープンスポーツモデルの代表作として、世界中に多くのファンを持つ名車中の名車。現行型もすでに登場から9年目を迎えているが、人気が衰える気配はない。
だが、あえてネガティブ要素を取り上げるとするならば、エンジンだろう。日本に導入されているソフトトップ仕様は1.5Lの設定のみ。ロードスターでドライブするのは本当に気持ちがいいが、坂道でのワインディング走行では少々物足りないのもまた事実だ。
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Amazonの情報を掲載しています■レースフィールドで培ったノウハウがテンコ盛りじゃない!!
オートサロンの会場で披露されたのは、これまで日本に未導入だったソフトトップの2L仕様。手がけたのは、マツダのモータースポーツ部門「マツダスピリットレーシング」だ。
マツダは2021年からスーパー耐久のST-Qクラスに参戦を開始。2023年からはロードスターの2L仕様でもエントリーを開始して、技術を磨きあげている。お披露目された2Lモデルも、レースで培ったノウハウをフィードバックさせて市販化を目指しているという。
排気量がアップされたことで、ワインディングでの走行はもちろん、サーキットでのスポーツ走行でも1.5Lモデルでは難しかった強い加速や爽快感を味わうことが可能。気持ちいいドライビングプレジャーを堪能することができるだろう。
気になる登場時期は2025年になる見込み。オープンにした状態でワインディングを駆け抜ける歓び。エンジンの吹き上がりが格段にアップした2Lモデルなら、そんな願いを叶えてくれるはずだ。
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