マセラティは、創業110周年を記念した特別限定モデル『グラントゥーリズモ 110アニヴェルサーリオ』を発表した。世界限定110台で生産される。
グラントゥーリズモは、マセラティブランドの精神を体現するアイコンとして知られる。スポーティな性能と長距離走行に適した快適性、そして贅沢さを兼ね備えたモデルだ。今回の特別モデルでは、マセラティ史上初となる100%電動パワートレインを搭載した「フォルゴーレ」バージョンを用意する。
110アニヴェルサーリオは、2つの仕様で55台ずつ生産される。1つは「ラメ フォルゴーレ」、もう1つは「ブルー インキオストロ」と呼ばれる専用カラーを採用し、それぞれに特別な仕上げや「ブラック&コッパー」のディテールを施した専用ホイールが装着される。内装にはデニムや黒のエコニルを使用し、銅色や青色のステッチが施される。
マセラティ・グラントゥーリズモ110アニヴェルサーリオこの限定シリーズの最大の特徴は、110周年を記念して特別に作られたロゴだ。トライデントマークに続いて「110」の数字が特別な角度で配置されたこのロゴは、Cピラーに配置され、110年の歴史におけるブランドのダイナミズムと革新性を表現している。
同じロゴは、12月7日にブラジルのサンパウロで開催されるABB FIA フォーミュラE世界選手権シーズン11の開幕戦に参戦予定の電動フォーミュラカー「ティーポ フォルゴーレ」にも使用される。新しい青とローズゴールドのカラーリングのボディには、コックピット横に110周年記念ロゴが配される。
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