マツダが、世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2024 Winter」に初出展する。同イベントはHIKKYが主催し、12月7日から22日にかけて開催され、延べ130万人以上の来場者が見込まれている。

マツダは、同社を代表するライトウェイトスポーツカー『ロードスター』を中心としたブースを展開する。来場者は車体の色やデカールなどを自由にカスタマイズし、好みの背景や演出と一緒に写真撮影を楽しむことができる。

この取り組みは、「前向きに今日を生きる人の輪を広げる」というマツダのパーパスに基づいている。若者の車離れが叫ばれる中、新たな顧客層の開拓を目指し、メタバースへの本格進出を決定した。

マツダが世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2024 Winter」に初出展

ブースでは、「ソウルレッドクリスタルメタリック」や「レーシングオレンジ」など4色の特別カラーから車体色を選択可能。さらに、マツダオリジナルのデカールや、その場で撮影した自身のアバター姿をボディに貼り付けるなど、独自のカスタマイズが楽しめる。

背景や演出も27パターンから選択でき、ラスベガスの夜空を飛ぶギミックも用意されている。マツダは、このイマーシブな体験を通じて、ブランドの認知度向上と多方向へのコミュニケーション拡大を目指している。

バーチャルマーケットは、これまでに4つのギネス世界記録を取得しており、国内外の若年層を中心に多くのユーザーが訪れる人気イベントとなっている。

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