トヨタ自動車は12月3日、『カローラクロス』の2025年モデルを米国で発表した。2025年モデルでは、新色「ソウルレッドクリスタル」を追加する。この新色は、ガソリン車のLEとXLEグレード、ハイブリッド車のSEとXSEグレードで選択可能となる。トヨタのラインナップの中で、カローラクロスだけの専用色となる。

ハイブリッドのSE、XSE、ナイトシェードモデルでは、ソウルレッドクリスタルとジェットブラックルーフの組み合わせによる2トーンカラーも選択できる。さらに、2025年モデルのカローラクロスハイブリッドナイトシェードには、ウインドチルパールとジェットブラックルーフの組み合わせも新たに追加される。

外装デザインの変更点として、LとSグレードではマットブラックのミラーキャップとシャークフィンアンテナが、その他のグレードではグロスブラックのミラーキャップとシャークフィンアンテナが採用される。また、AWDバッジが全モデルでリアに移動し、ハイブリッドモデルのリアゲートには新たに「HEV」バッジが追加される。

トヨタ カローラクロス 2025年モデル

カローラクロスの外観は、コンパクトながら大胆で彫刻的なラインが特徴で、俊敏さと力強さを表現している。アスレチックなスタンスやLEDライトに挟まれた特徴的なグリル、オプションの電動リアゲートなど、あらゆる角度から楽しさと実用性を感じさせるデザインとなっている。

内装は、5人乗りで後部座席にも標準でエアコン吹き出し口を装備。60/40分割可倒式リアシートにより、必要に応じて荷室を拡大できる機能的な設計となっている。

カローラクロスの米国仕様車は、アメリカのアラバマ州ハンツビル工場で生産される。パワートレインは、電子制御オンデマンドAWDを搭載した2.0リットルハイブリッドと、FWDまたはAWDを選択できる2.0リットルガソリンエンジンの2種類が用意される。燃費性能は、ハイブリッドモデルが42MPG(複合)、ガソリンモデル(FWD)が最大32MPG(複合)と、メーカー推定値で高効率を実現している。

2025年モデルのカローラクロスは、12月末頃からトヨタディーラーで販売が開始される予定だ。

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