11月3日、大阪南港ATCピロティ広場にて「まいど大阪 秋の車音祭」が開催、123台のユーザーカーが全国から集まりコンテストが行われた。前回に引き続き、今回もMycar-life登録店からエントリーした7台をピックアップして紹介する。
●ホンダ N-BOX(オーナー/上田浩次さん)by Kサウンド
ホンダ N-BOX(オーナー/上田浩次さん)by Kサウンド「今のシステムが出来上がったのは3日前」ですと語ってくれたホンダ『N-BOX』のオーナー上田さんは広島から来られた。お休の日、お気に入りのJ-POPや洋楽をよく聴くそうだ。
システムの中で気に入っているのがサウンドサスペンションから発売のスピーカー、アマネ(Amane)。170mm口径のウーファーはペーパーコーンを使用、ツイーターはシルク振動板採用の2ウェイ構成で、パワーアンプはサウンドサスペンションClass ABを選んでいる。また最低域を補うため、カロッツェリアのパワードサブウーファーを搭載。デジタルオーディオプレーヤーはソニーのウォークマンでデジタルシグナルプロセッサーはヘリックス・DSP PRO MK2と人気ある組み合わせとなっている。そのほかプロショップ推奨のアクセサリーパーツが取り付けられていて、ノイズ軽減、信号劣化を防いだり、音質アップを実現。総じてキャラクターの少ないナチュラルな音創りで心地よいサウンドを放っていた。
●トヨタ ランドクルーザープラド(オーナー/白戸進一さん)by イングラフ
トヨタ ランドクルーザー・プラド(オーナー/白戸進一さん)by イングラフ青森から来られたトヨタ『ランドクルーザープラド』のオーナー白戸さんはカーオーディオ歴25年と大ベテラン。システムを拝見すると驚き! ユーロブランドで固めたハイエンド構成だ。
スピーカーはフロント3ウェイ、リアはウーファーとサブウーファー(モレル)搭載するスーパーワイドレンジな5ウェイ構成となっている。装着のスロヴァニア製、ZR スピーカーラボ/エクストラヴァガンスは、ほかのメーカーでは出せない精彩なサウンドを放つ。ユニットのポテンシャルを十分に発揮させるために高出力、ハイダンピングファクターに優れたブラックス・マトリックスで精緻にドライブ。デジタルシグナルプロセッサーは話題のリゾルト・M-DSPを導入し、デジタルオーディオプレーヤーアステルアンドケルン・SP3000と磐石な組み合わせだ。プロショップが丹精込めて作る精巧なインストールと音調整により、高音質、ダイナミックな表現力、シャープなステージ創出と音楽の醍醐味を堪能することができる。
●VW ゴルフ 7.5(オーナー/山野竜希さん) by パラダ
VW ゴルフ 7.5(オーナー/山野竜希さん) by パラダお兄さんの影響もあって学生時代からオーディオに興味を持ったと語る山野さん。本格的にカーオーディオを始めて5年、愛車のVW『ゴルフ』のシステムはフロント2ウェイから先日、ミッドレンジユニットを追加し3ウェイへと昇格。サブウーファーを含むマルチ4ウェイ構成だ。
スピーカーはすべてフォーカルでまとめ、繊細な質感を上質に奏でるユートピアMシリーズの特長を引き出すためにクワトロリゴ・PRECISION TWO(A級動作)パワーアンプを4基使いとなっている。デジタルオーディオプレーヤーはアイバッソ・300APEX Ti。デジタルシグナルプロセッサーはヘリックス・ULTRAをチョイス。フロント3ウェイとなり、かつパワーアンプの換装により、ワンステージ上のハイクオリティなサウンドを手に入れる。好きなK-POPを通勤時、よく聴いているという。
●日産 アリア(オーナー/山下秀幸さん)by オートステーションK2
日産 アリア(オーナー/山下秀幸さん)by オートステーションK2昨年、日産『リーフ』からクロスオーバーEVカー『アリア』に乗り換えた山下さん。
前車から一部の機材はそのまま使い、新たに購入したものはアンプ内蔵タイプのDSP、へリックス・P-SIX DSP ULTIMATEだ。同機は120W×6ch仕様で豊富な入力(光/96KHz/24bit)、コアキシャル(192KHz/24bit)と、ハイレゾ再生はもちろん、一台でマルチシステムが構築できる。スピーカーはモレルのハイグレードモデルを組み合わせており、スプリーモピッコロ2ツイーター、イレイトカーボンMM3ミッドレンジ、イレイトカーボンMW6ミッドバスの3ウェイ構成。そしてサブウーファーはTi104を一発搭載。ソニー・NW-WM1Zウォークマンと新しいへリックス・P-SIX DSP ULTIMATEの相性がよく、静粛性の優れた車内で好きな女性ボーカルやジャズ系の曲をよく聴いているという。
●ホンダ シビックe HEV(オーナー/紙谷友樹さん)by AV カンサイ
ホンダ シビックe HEV(オーナー/紙谷友樹さん)by AV カンサイ「イベントに参加する父の影響もあって、カーオーディオの楽しさを知りましたと」語る紙谷友樹さんは、愛車ホンダ『シビックe:HEV』で参加された。システム完成は3か月前だそうだ。
スピーカーはモレルで纏め、フロントはイレイト カーボン プロの3ウェイ構成。サブウーファーは8インチを2発使いでリアラゲッジに適正エンクロージャーに収めてセット。パワーアンプはクワトロリゴ・ヘリテージを使用する。一方、再生側のDAPはフィーオ・M17でデジタルシグナルプロセッサーは話題のリゾルト・M DSP導入と最前線のシステム構成となっいてる。解像度に優れた音離れのよいモレルの特徴を引き出し、帯域バランスやアライメント機能などを駆使してシャープなステージを創出。お気に入りのところを尋ねるとイレイトの特徴である穏やかで色付けのないナチュラルな趣きがいいとご満悦の様子。
●BMW M4 クーペ(オーナー/日浦一晃さん)by ジパング
BMW M4 クーペ(オーナー/日浦一晃さん)by ジパング「この前までトヨタ『ノア』に乗っていました」と語る日浦さんは、ジパング作、ひとつ前のデモカーBMW『M4』を幸運よく購入し、コンテストにエントリーした。
システム構成はモレル・リファレンスライン、ELATE CARBON Proを使った3ウェイの組み合わせと、リアシート中央に1発(DSL製)サブウーファーをビルトイン。フロントの3ウェイはクワトロリゴ・EXPLORER ONEを使って各ユニットを精緻に再生する。なお同アンプはA級動作@60W×2ch仕様の限定モデルだ。一方、DAPはアイバッソ・300APEX Tiで、デジタルシグナルプロセッサーはリゾルト・M-DSPをチョイス。モレルの特徴がしっかりと引き出されていて細やかな質感描写、ダイナミックな勢い、暖色系の音質は耳にやさしく心地よいもの。オーナーは週末、好きな洋楽やJ-POPを聴いているという。
●メルセデスAMG C43(オーナー/竹松正彦さん)by AVカンサイ宝塚
メルセデスベンツ C43 AMG(オーナー/竹松正彦さん)by AVカンサイ宝塚竹松さんは以前乗っていたメルセデスAMG『CLA45S』から今夏、メルセデスAMG『C43』に乗り換えを機にコンポーネントを刷新。新しいシステムでコンペに挑んだ。
トランクを拝見すると驚きだ。オーディオウェーブのパワーアンプを惜しみなく4基導入。最高峰、CR-201X JDP G(モノラル仕様/写真:手前フロア下)2基とAspire Proシリーズ V2を2基搭載。スピーカーはグラウンドゼロのリファレンス・ウルトラ(T-30ツイーター、M-80ミッドレンジ、K-165ミッドバス)でまとめる。一方、再生プレーヤーはアイバッソのDAP300APEX Tiで送り出しデジタル信号は、リゾルトM-DSPにつながる。あと同車は低域を受け持つウーファーが両側/キック奥に組み込まれていているのでフロント4ウェイ+サブウーファー(グランド・ゼロリファレンス250)となっている。オーナー曰く、リファレンス・ウルトラのキレのよいシャープな表現力の高さと、安定かつ明瞭に駆動するパワーアンプの懐の深さにご満悦のよう。
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