2024年1月に開催された東京オートサロン。そこでマツダが世界初公開した新たなブランド「MAZDA SPIRIT RACING」。その目玉となるのが、スーパー耐久で培った技術を投入した、国内仕様のロードスターソフトトップでは初となる2.0Lエンジン搭載モデル「MAZDA SPIRIT RACING RS」だ。
実は、その国内仕様としては最速のモデルが、「MAZDA SPIRIT RACING」ブランド周知のために全国を行脚しているという。
文、写真/ベストカー編集部
■期待高まる2.0Lエンジン搭載のスペシャルモデルが間近に!
マツダ&ロードスターファンとしては、大いに気になる「MAZDA SPIRIT RACING RSコンセプト」が2024年5月~6月初旬に展示されるのが、湘南マツダの店舗になる。
5月11日(土)~12日(日) 湘南マツダ相模原店
5月15日(水)~19日(日) 湘南マツダ平塚店
5月22日(水)~26日(日) 湘南マツダ藤沢南店
5月29日(水)~6月2日(日) 湘南マツダ横須賀店
※各店舗、来店予約で焼き立てパンのプレゼントを行っているが、モデル見学自体は予約なしでもOK。来店予約される方は右記URLで行ってください。https://shonan-mazda.com/
マツダが市販を前提に開発を進めていると公言している、「MAZDA SPIRIT RACING」ブランドの第一弾モデルとなる「RSコンセプト」は、スーパー耐久シリーズで培った技術でチューニングされた2.0Lエンジンと足回りなどを、ロードスター(ソフトトップ)に組み込んだモデルになる。
従来の1.5Lでは満足できない、ワンランク上の速さが欲しいユーザー向けの仕様となっているスペシャルモデルだ。
価格については現在のところわかっていないが、2024年1月に大幅改良を受けたロードスターRSが367万9500円ということ、さらにエンジンや足回りにまで手を入れており、ターゲットユーザーが子育てがひと段落した世代ということを考慮すると、500万円くらいといった予想だ。
ちなみに、2023年第4戦オートポリスからスーパー耐久シリーズ(ST-Qクラス)に参戦しているロードスターは、2.0L 直列4気筒のNAエンジン(燃料は、カーボンニュートラル燃料を使用)を搭載している。1.5Lエンジンで最良とされた前後バランスが崩れ、運動性能が低下してしまうのでは? と不安視する人もいるかもしれないが、その心配は実戦からのフィードバックによって払しょくされるだろう。
正式な発売時期については未定だが、マツダとしてブランド周知を進める段階にあるということは、開発の進捗はかなり順調で、年内発表もあるのではと予想できる。期待して待ちたい一台だ。
また、今回のブランド周知イベントでは「MAZDA SPIRIT RACING RSコンセプト」と併せて、第2弾として検討されている「MAZDA3」のスペシャルモデル「MAZDA SPIRIT RACING 3 concept」も同時に展示されるそうなので、こちらも注目だ。
マツダ広報部によると、6月は千葉マツダに移動する予定とのことなので、あなたの街のマツダ店にも「MAZDA SPIRIT RACING」がやってくるかもしれない!
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