アルピーヌは5月11日、水素エンジン搭載の次世代スポーツカーのプロトタイプ『アルペングローHy4』(Alpine Alpenglow Hy4)を、スパ・フランコルシャンで初公開した。
同車は、2022年のパリモーターショー2022で発表されたアルピーヌのコンセプトカー『アルペングロー』の進化バージョン。アルペングローHy4の名前は、水素の「Hy」と4気筒の「4」を組み合わせたものだ。
アルピーヌは、水素燃焼エンジン技術を通じて、環境性能とパフォーマンスを追求する。この技術は、脱炭素化への新たなアプローチであり、次世代スポーツカーへの搭載の可能性を模索する。
アルペングローHy4には、4気筒エンジンが搭載されている。これは、アルピーヌが独自に開発を進めている水素を燃料とする新型V6エンジン登場の前段階という。このエンジンは、今後数か月のうちに第2次ローリングバージョンとして発表される予定だ。
水素を動力源とするアルピーヌ・アルペングローHy4プロトタイプは、未来のハイパーカーを彷彿とさせるデザインをさらに洗練させた、と自負する。コックピットは2シーターとなり、レーシングステアリングホイールやスピード感を喚起する新しいホイールなど、パフォーマンスの代名詞ともいえる装備が採用されている。また、そのデザインには、ブランドの将来のスタイリスティックな進化のヒントが隠されている、としている。
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