大注目の新型フリード、こりゃもうバカ売れ!! というデキなのだが購入時注意したい点も多々。そう、高いグレードを狙ったからといって必ずしも欲しい機能がすべて付けられるワケではないのだ。かなり複雑なのだが、ざっくり言ってしまえばエアーEXの6人乗りが一番無難!!!!!!!
文:ベストカーWeb編集部
■当たり前になりつつあるのに…全方位カメラが装着できるグレードが多々
新型フリードは先代モデル同様にざっくりノーマル(エアー)とSUV仕立てのクロスターの2本立て。クロスターはモノグレードだが、エアーはベースとEXがラインアップされる。ちなみに2列5人乗りはクロスターしか選べないのでご注意を。
正直どのグレードを買っても快適性などは申し分のないが、先進装備に微妙に差がある。まずは今や多くのクルマで採用されている自車を俯瞰した映像で確認できる全方位カメラ(マルチビューカメラシステム)がそもそも装着すらできないグレードが存在するのだ。
ミニバンを買うからには必須ともいえる機能だが選べるのは上級グレード「エアーEX」とクロスターの3列仕様(6人乗り)のみ。他のグレードはカメラの代わりに左サイドミラーに補助鏡が装着される仕様となる。
記事リンク
前の記事ホンダが先進安全装備削るってマジかよ!! [シエンタ]は全グレードで選べるのに[新型フリード]は上級グレードだけの残念!!
次の記事新型フリードに対抗!? シエンタが5月20日に一部改良! え、こんなんでいいの?
■ええええ、高額ナビじゃないとダメなの!?!? しかも目玉機能が一部仕様のみ…
ちなみにこの全方位カメラだが、純正オプションに用意される3つのカーナビのうち、20万円以上もするモデルを選択しなければならないなど、かなり複雑な構造となっているのだ。一番お手頃価格となりそうな8インチナビは未対応となり、ステップワゴンなふど他のモデルの例で考えるとおおよそ20~30万円程度の価格となるため、かなりの高額オプションとなってしまうのだ。
軽自動車にすら装備されつつある「ブラインドスポットモニター」も装着されるグレードがエアーのベースグレード以外と限られるなど、かなり複雑な構造となっている。
そしてアダプティブドライビングビームなる、対向車などの道路状況に応じてヘッドライトが照らす範囲を自動調整してくれる機能もエアーEXとクロスターの6人乗り仕様のみ装備されるのだ。
ちなみにシエンタにはない機能として話題となっているリアクーラーは3列仕様モデルのみの採用なのだが、エアーのベースグレードは非装着となるのでこちらも要注意!!
記事リンク
前の記事ホンダが先進安全装備削るってマジかよ!! [シエンタ]は全グレードで選べるのに[新型フリード]は上級グレードだけの残念!!
次の記事新型フリードに対抗!? シエンタが5月20日に一部改良! え、こんなんでいいの?
■なんで一番高いモデルなのにダメなのよ!! かなり複雑な装備体系
率直に言って売れ線となるであろうクロスターの2列仕様に装着すらできない装備があるうえ、事実上もっとも高額となるであろう7人乗り仕様がかなり不憫なのだ。
これまでフリードは7人乗り、つまり2列目がベンチシートになるタイプが6人乗りよりも数万円高い設定となっていた。今回も同じ価格設定になるのだが、エアーのなかでもっとも高級なモデルに装着すらできない機能があるのはかなり不思議である。
上記のことを考えると全方位カメラやブラインドスポット、そしてリアクーラーを考えると一番新型フリードを堪能できるはガソリン・ハイブリッド問わずエアーEXの6人乗りということに。購入するならじっくりと装備表をチェック!!!!!!!!!
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。