アルパインスタイルはカーナビ、モニター、スピーカーなどカーエレクトロニクス製品を豊富に展示・販売するほか、オリジナルカスタマイズカーブランド「Cal’s Motor(キャルズモーター)」を取り扱うメーカー・カーディーラー。国内で7店舗目となる「アルパインスタイル沖縄」が4月20日、沖縄県豊見城市・豊崎ライフスタイルセンター TOMITON 1Fでプレオープンし、現在は5月27日のグランドオープンに向けて準備を整えている。

店内には沖縄初上陸のキャルズモーター「カリカ・USスタイル」を常設展示し、オリジナルデザインの車両をじっくり眺めながらの商談・販売も可能だ。また、キャルズモーター以外の国産・外車、新車・中古車取り扱いも行う。そのほかデジタルインナーミラーや最新の大画面ディスプレイオーディオも設置しており、カー用品の購入も可能となっている。

沖縄ならではの展開として、サーフブランド・RIP CURL(リップカール)の商品も取り扱う。リップカールは1969年オーストラリアで誕生したサーフブランドで、サーフボードはもちろん、ウエットスーツ、サーフアパレル、サーフアクセサリーなどを展開している。店内ではRIP CURLのアパレル製品展示のスタートから始め、今後は製品の販売を予定している。

もう一つの大きな特徴に、アルパインスタイル沖縄ではキャルズモーターの車両をレンタカーとしての提供予定がある。青い海と青い空にベストマッチするデザインをコンセプトとするキャルズモーターのラインアップが「アルスタレンタカー」でレンタルが可能となる。

沖縄のレンタカー事業者は2024年4月現在で1885社あるが、稼働しているレンタカーの6割以上が小規模の事業者が運用するレンタカーであり、DX化や人手不足、車両調達に課題を抱えている現状もあるという。そこでアルパインスタイル沖縄では、キャルズモーター車両の小規模レンタカー事業者へのリースサービスも開始する。沖縄旅行を盛り上げるアルパイン製品を搭載したオリジナルカスタマイズカーで、利用者から選ばれるレンタカーとして、これまでの車両調達とは一線を画す、付加価値車両をメリットある形での供給を推進していく構えだ。

さらに、レンタカー事業者が90社以上加盟するレンタカーOTAサイト「OKIREN(オキレン)」にも参加し、こうした事業者を束ねる形で「アルスタレンタカー」を名称とした加盟店展開を計画、大手に次ぐ新たなレンタカー事業者グループ化を目指していく。

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