人気の軽EV、三菱ekクロスEVが一部改良を実施した。あらたに車内Wi-Fiが可能になったうえ、コネクティッド「MITSUBISHI CONNECT」の機能も強化されたぜ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:三菱自動車
■docomo回線経由で車内Wi-Fiを実現!
早速変更点だが、インフォテインメント系の進化がメインとなる。最大のポイントが「docomo in Car Connect(ドコモ・イン・カー・コネクト)」の搭載だろう。
すでにアウトランダーPHEVなどで利用できるサービスだが、こいつを利用すると車内でdocomoの4G LTE回線経由のWi-Fiが使い放題になる。車内で動画やゲームを楽しみたいというユーザーには待望の進化だ。
サービスを利用するにあたっては、コネクティッド「MITSUBISHI CONNECT」に登録したうえで、別途「docomo in Car Connect」への契約が必要になる。後者は利用料金が発生するが、ユーザーの使い方に応じて、1日(550円)、1か月(1650円)、1年(13200円)が選べる点はうれしい。
コネクティッド「MITSUBISHI CONNECT」自体も進化した。これまでもスマホを通じてエアコンの遠隔操作や駐車位置確認が可能だったが、新にドアの施錠/開錠などが可能になった。ショッピングモールなどでクルマを駐めて、「あ、鍵かけ忘れた!」なんて時にも安心というわけだ。
記事リンク
前の記事プラウディア/ディグニティは1年1カ月という超短命車! センチュリー/プレジデント対抗の三菱グループ重役専用車はいくらで買える?
次の記事三菱から消えたのは惜しかった……伝統のコンパクトカー[ミラージュ]はなぜ44年の歴史に幕を閉じたのか?
■新色も追加されて気分一新!
安全面ではエマージェンシーストップシグナルが新採用された。急ブレーキやABSが作動したとき、ストップランプが高速点滅するもので、後続車への注意喚起に活用できる。
さらにPグレードには、駐車時などに便利なマルチアラウンドモニター、Gグレードにはリヤビューモニター付きルームミラーが標準装備となった。
新色も追加されている。2トーンのアッシュグリーンメタリック×ホワイトソリッド、ライラックピンクメタリック×ブラックマイカ、モノトーンのアッシュグリーンメタリックが加わり(いずれも有料色)、既存のボディカラーと合わせて2トーン5色、モノトーン5色の全10色展開となった。
新しくなったekクロスEVの価格は、Pグレードが313万1700円、Gグレードが256万8500円。もちろん令和5年度のクリーンエネルギー自動車補助金の対象で、国から55万円の補助金がもらえる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。