大阪大学発の企業が心臓病の治療に使う「iPS心筋シート」について早ければ来月にも国に承認申請を行うことがわかりました。

大阪大学の澤芳樹名誉教授が最高技術責任者を務める企業「クオリプス」はiPS細胞から作った「心筋シート」を重い心臓病の患者に移植し機能回復をはかる治験を行っています。

「クオリプス」はこの「iPS心筋シート」について治験の症例が少なくても有効性などが推定できれば期限付きで製造・販売を認める承認申請を早ければ来月にも国に行うということです。

iPS細胞を使った医薬品の承認申請は初めてで、来年中の承認取得を目指しています。

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