喜多方市の漆器店では夏を前にしたこの時期、漆などを塗って乾く前に色のついた粉をつける、伝統的な「まき絵」の技法を用いた風鈴を作っています。

23日も職人5人がガラスに塗料で絵を描いたり、塗料の上から金粉をまいたりと、製作にいそしんでいました。

ことしは新作として外国人観光客に喜ばれる「和」を意識した金魚や、桜と富士山をあしらった図柄や、震災と原発事故からの復興などを願い赤べこと起き上がりこぼしをデザインした図柄を販売するということで、8月頃までかけて、70種類、およそ3万個を製作します。

漆器店の遠藤久美さんは「日本古来の柄など縁起の良さも考えてつくりました。四季を楽しめるのは日本ならではなので、暑い夏を楽しんでほしい」と話していました。

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