福岡県大木町で4月、クリーク(水路)に転落した車から運転していた女性を助け出した人たちに感謝状が贈られました。

消防から感謝状が贈られたのは、佐賀市に住む浅川功樹さん(55)と大木町の久良木太一さん(57)、美穂さん(56)、瑚恋さん(20)一家です。

消防によりますと、今年4月3日午前8時ごろ、福岡県大木町で、軽乗用車が幅5メートル・水深約70センチのクリークに、助手席側が下になる形で転落。

運転していた10代の女性は脱出困難な状態で、後ろを車で走っていた浅川さんがクリークに入り、女性を車外に引き出しました。

近くに住む久良木さん一家は、警察に通報し浅川さんと女性が上がるための板を自宅から持ってくるなど、救助活動をサポートしました。

◆浅川功樹さん
「(当時、女性は)助手席側の窓の上に座っているような状態。右手で扉を押さえて、左手で引き上げた」

◆久良木太一さん
「(救助に使った板は)趣味でバイクを持っていて、店の中に入れたり出したりするために、道板として」

救助された女性は、病院に搬送され軽傷だったということです。

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