「恋人の聖地」として親しまれている北海道帯広市の「幸福駅」で、駅舎に貼られていた大量の切符が撤去されました。

 帯広市の旧国鉄広尾線幸福駅は、1970年代に「愛国から幸福ゆき」の切符が大ブームとなり、廃線後も「恋人の聖地」として親しまれてきました。

 旧駅舎には願いが書かれたピンク色の切符が大量に貼り付けられています。

 駅舎の建て替えから10周年を迎えたことを機に、建物への負担軽減などを目的にこれまで貼られていた切符が一斉に撤去され、袋2つと段ボール6箱分が集められました。

 「10年前に戻って新品になったような気分。また新たにおもてなしの心を持って迎えていきたい」(幸福観光再開発協議会 川原英博会長)

 撤去された切符は今後、幸福神社に奉納される予定です。

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