大村市は同性カップルの住民票に婚姻関係を表す「夫」と記載しました。

全国でも異例の対応とみられ、市は午後に会見を開いて経緯などを説明する方針です。

住民の男性や大村市によりますと、5月2日に同性カップルの2人が市に住民異動届を提出しました。

この時、2人のうち1人は、いわゆる事実婚の時に用いられる「夫・未届」と記入していて市が受理していました。

その後、市が発行した2人の住民票の続柄の項目には届け出た通り、「夫・未届」と記載されていたということです。

届け出を行ったカップルは「今後の法制度や社会の変化に大きな影響を与え、自治体の住民票の取り扱いに影響を及ぼす」と評価しています。

大村市は2023年10月に同性カップルを夫婦同様に扱う「パートナーシップ宣誓制度」を導入していて、2人も申請をしていました。

大村市は午後に園田市長が会見を開いて、経緯などについて説明する方針です。

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