平成の大合併で愛媛県松山市は50万人都市に。あれから19年が経ち、推計人口は4月1日時点で、大合併後に初めて50万人を割り込みました。市が15日までに発表しました。

現在の松山市は2005年1月に旧北条市や旧中島町と合併して誕生。四国初の人口50万人都市になり、2010年12月1日時点で51万7411人のピークを記録しました。この合併から19年。市のホームページによりますと、4月1日時点で3月の推計人口は49万9326人と、大合併以降で初めて50万人を割り込みました。

この推計人口は松山市が直近の国政調査の結果を基に、出生や死亡、転出入などを加減して算出しています。

30代の男性市民:
「そうなんですか。知らなかったです。さっき松山は50万人いる都市なんですよって紹介しちゃいました。ちょっとこれからが心配ですね」

乳児がいる20代の女性市民:
「将来子どもたちが大きくなって人口が少なくなると心配ですよね。私が今子育てしているので、子育てしやすい支援とか色々あったら松山市で育てたいと思う」

松山市は「2020年から5年間で50万人を切る想定だった」とし、移住を進めるツアーや就職の支援など人口減少対策を進め、人口減少に歯止めをかけたいとしています。

また愛媛県の人口は3月1日時点で128万5214人で、このまま対策を打たなければ2060年に約6割の78万人にまで減ることが予想されています。

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