鳥取県米子市の商業施設跡地に28日、大型ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ」がオープンしました。オープン前から長い行列ができました。
岡本楓賀アナウンサー:
現在、午前7時半過ぎです。オープン1時間以上前から入口には約100人近い行列ができています。
行列客:
「きのうの夜の10時から楽しみで眠れなくて並んだ。
行列客:
幼かったので、ホープタウンの記憶はあまりないけど、店ができてこの辺りが賑わうので楽しみ。
降りしきる雨の中、午前9時の開店前には約600人が長い行列を作りました。
オープンした「MEGAドン・キホーテ米子店」は、2022年に閉店したショッピングセンター「ホープタウン」の跡地に進出。施設と事業の譲渡を受けた米子市の会社が、住民からの要望も受けて「誘致」しました。山陰両県では、出雲市、鳥取市に次いで3店目の出店ですが、売り場は3階建てで約8800平方メートル。山陰では最大となり、鳥取、出雲の店舗の約3倍の広さです。
岡本楓賀アナウンサー:
所狭しと並べらる商品と商品の間の通路は、お客さんであふれ返っています。
商品を天井近くまで積み上げるおなじみの陳列で、購買意欲をそそります。ここ米子店では、食品や日用雑貨のほか衣料品や化粧品、家電なども扱い、鳥取、出雲の約3倍、約13万種類の商品が並びます。
岡本楓賀アナウンサー:
なかでも米子店の特徴は、他のドン・キホーテを上回る野菜や魚、肉など生鮮食料品の品揃えだということです。
通常の「ドンキ」に比べ、野菜や魚、肉など生鮮食品も多く扱う「MEGAドンキ」、米子店では周辺にマンションなども多く、ファミリー層の利用が見込まれる立地に合わせて、オリジナルのピザなど店内調理の総菜は約250種類と品ぞろえを充実させました。
買い物客:
家の近所に(買い物できる場所が)できて便利になった。賑わいができて良いと思う。
買い物客:
化粧品とかもあるし、若い人もいっぱい来ると思う。
MEGAドン・キホーテ米子店・尾角達也店長:
トレンドをたくさん取り込んでいる。10代からシニア世代まで全世代対応の幅広い皆さまのニーズに応えていきたい。
1・2階の直営売り場のほか、3階には地元の書店など7つのテナントが入っています。
MEGAドン・キホーテ米子店・尾角達也店長:
地域との共生が課題だと思っている。老舗の地元の企業様とスクラム・タッグを組んで米子を盛り上げていきたいと思っている。
老舗ショッピングモールが人気の大型店に。MEGAドンキのオープンは、米子市だけでなく、島根県東部も含めた広い範囲の商業地図を塗り替えることになるかもしれません。
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