韓国軍によりますと、北朝鮮が30日午前、日本海に向けて再び未詳の弾道ミサイルを発射したということです。アメリカと韓国の情報当局が分析中です。

 北朝鮮は17日にも短距離弾道ミサイルとみられるもの数発を日本海に向け発射したほか、27日には事前通告をした当日に軍事偵察衛星の打ち上げを行ったもののロケットエンジンの不具合で空中爆発し失敗しています。

 また、28日夜からは汚物入りの「風船」が大量に韓国に飛来していて、金正恩総書記の妹の与正(ヨジョン)氏は29日、韓国に対する「誠意の贈り物だ」などとする談話を出し北朝鮮が飛ばしたものだと認めています。

 朝鮮半島では去年11月の北朝鮮による軍事偵察衛星の打ち上げ以降、南北間の緊張が高まっています。

 そして政府関係者によりますと、今月30日午前、北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性があるものは、日本のEEZ(排他的経済水域)の外に落下したとみられるということです。

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