29日、クマの目撃が相次いだ米沢市の中心部では、一夜明けた30日朝も、警察や市の職員が周辺のパトロールを行って警戒を続けている。
米沢市中心部の松川河川敷では、29日朝から夕方にかけて、同じ個体とみられるクマの目撃情報が5件以上相次いだ。
米沢市と警察は、29日、約20人態勢でクマの行動の監視にあたったが、午後7時の日没の時点でいったんクマの追跡を中断した。
そして30日午前7時すぎ、周辺の小・中学校の登校時間に合わせて、パトロールを再開した。
市によると、29日に目撃されたクマの行方は、午前11時の時点でわかっていない。
市の担当者は今後について、「再び市街地にクマが現れた場合は、市民に危険が及ばないよう、市の職員と警察で協力してクマを山に返す対応をとる」としている。
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