東北電力は、今年7月に請求する電気料金について、これまでで最も高い水準となることを発表した。値上がりは国による補助が終了することを受けたものだという。
東北電力は30日、7月に請求する電気料金を発表した。
それによると、現在8割の家庭が契約する電気料金モデル(30A・260kwh)の場合、6月分より419円値上がりして8855円となる。
これは、国が物価高対策として続けてきた電気料金の補助が6月いっぱいで終了することが要因。
値上げは、燃料価格の変動を反映・調整する制度が始まった1996年以降、過去最高の水準となる。
東北電力によると、8月以降の料金について「円安や中東情勢の影響で燃料の調達価格が変動していくため、現時点ではわからない」としている。
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