農林水産省は、東京都中央卸売市場に出荷される主な野菜15品目について、6月の価格の見通しを公表しました。

それによりますと、ほうれんそう、なす、トマト、ピーマンの4つの品目は、1か月間を通して、平年を上回る高値で推移する見通しだとしています。

また、6月の前半は、大根、にんじん、キャベツ、ジャガイモの4品目が、6月の後半はきゅうりが、平年より高い価格で推移する見通しだとしています。

これらの品目は、4月以降、雨が多かったり、気温が高かったりした産地が多く、野菜の生育が遅れ、出荷量が平年を下回る見通しになっているためです。

ただ、このところ価格の高騰が続いているキャベツは、6月後半には、産地の切り替わりで、出荷が安定し、価格が落ち着く見込みだとしています。

また、同じく高値が続いていたブロッコリーの6月の価格は、平年並みで推移する見通しだということです。

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