市民の足が再び値上がりします。愛媛県松山市に本社がある伊予鉄道と伊予鉄バスは
５月３１日、物価の高騰や人件費の増加をうけ、１０月から運賃を値上げすると発表しました。初乗り運賃は電車・バスともに３０円の値上げで、キャッシュレス決済で支払った場合は２０円割引されます。前回の値上げは去年１０月でした。
伊予鉄道と伊予鉄バスによりますと、国に運賃の改定を５月３１に申請。認可されると１０月１日から新たな運賃が適用されます。
新たな運賃は、郊外電車の初乗りが現在の２００円から２３０円になり３０円値上げします。市内電車も２００円から２３０円になります。
また路線バスも初乗り運賃が２２０円から２５０円に３０円上がります。
運賃の値上げは「物価高騰や人件費の増加に対応するため」としていて、去年１０月以来１年ぶりになります。
ただ今年３月から導入した「ＩＣＯＣＡ」や「Ｓｕｉｃａ」などの全国交通系ＩＣカード、「みきゃんアプリ」「い～カード」などのキャッシュレス決済で支払うと、２０円割引されます。
伊予鉄道は「持続可能な公共交通や、輸送の安全を確保するための運賃改定」として理解を求めています。
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