60歳以上の盛岡市民が郷土の歴史や文化などを学ぶ「盛岡ゆうゆう大学」の入学式が、6月4日に岩手県盛岡市内で開かれました。

昆野美和子さん(72)
「入学を機に健康管理に一層気を配り元気で楽しい学びできるよう励みます」

「盛岡ゆうゆう大学」は60歳以上の市民の生きがいの場をと1976年もりおか老人大学として開設。2024年は60歳から95歳まで490人が入学しました。

式では学長を務める盛岡市の内舘茂市長が「講座を通して豊かな人生を」と激励しました。

「ゆうゆう大学」には郷土の歴史や魅力のほか音楽や舞踊・健康など様々な講座が開設されます。

今回20回目の受講93歳の小原信一郎さんは、小学生のころ戦争で勉強ができず学びたい思いが強いと言います。

小原信一郎さん(93)
「『大学』という名前がついている学校に入るだけでも入りたかった。無事に終われば良いと思う」

入学した人たちは月に2回ほど受講し2025年2月に卒業を迎えます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。