秋田市の大森山動物園を訪れる人に快適に過ごしてもらおうと、塗装業者がボランティアで園内の通路などにペンキを塗った。
この活動は、秋田県内の塗装業者で組織する秋田中央塗装業組合などが毎年実施している。
4日は21人の職人が集まり、園内の歩道や小屋などを一つ一つ丁寧に塗装していた。
中でもカピバラ展示場の通路に使われているのは、特別なペンキのようだ。
坂本桜アナウンサー:
「よく晴れていて、アスファルトを触ると太陽の光を受けてとても暖かいが、去年、遮熱塗料が塗られた地面を触るとひんやりとしていて、触ってすぐ分かるほど涼しさを感じる」
遮熱塗料には熱を遮る効果があり、塗っていない場所と比べて15度ほど低い状態を保てる。
作業にあたった塗装職人は「お客さんに涼しく楽しんでもらえたらいいなという思いでやっている」「熱くなるので、熱中症予防ということで役に立てればと思う」と話していた。
夏本番の厳しい暑さに備え、職人は、動物園を訪れる人に快適に過ごしてほしいという思いを込めて作業していた。
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