中国地方有数のダイコンの産地、真庭市で蒜山大根の収穫が本番を迎えました。

実太りの良いダイコンが次々と抜かれます。蒜山大根は、高原の涼しい気候と水はけの良い火山灰の土壌を生かし、現在8軒の農家が14ヘクタールで栽培する地域を代表する特産品です。2024年は5月26日から収穫が始まり、日ごとに収穫量が増えています。

6月7日朝の選果場には、6戸の農家が収穫した大根10トン、約1万本が持ち込まれました。大根は水洗いしたのち、品質と大きさで等級ごとに箱詰めされます。

(JA晴れの国岡山 蒜山大根部会協議会 井藤文仁部会長)
「1週間前に降った雨がちょうどいいくらいにひいて、思ったより早い出荷になり、ものは大変良い。この品種がとても甘いので、おいしいダイコンができた」

生産者全体の収穫量は23年より3割多い700トンが見込まれています。収穫は11月中旬まで続き、岡山や鳥取の市場へ出荷されます。

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