宮崎県内最大の食用かんしょの産地・串間市では、超早掘りかんしょの出荷が始まりました。

串間市大束では、6月3日から超早掘りかんしょの出荷が始まり、農家は雨の合間を見て大きく育ったかんしょの収穫作業に追われています。

奈留地区のかんしょ農家・深江比呂志さんの作業場では、今年2月に植えた宮崎紅のひげ根を取り除き、丁寧に選別作業をしていました。

(かんしょ農家 深江比呂志さん)
「日照不足が心配されましたが、例年通り色付きのよいかんしょができています。超早掘りかんしょは皮が薄いので、天ぷらや芋サラダの色付けに使っておいしく食べてください。」

JAみやざき串間市大束地区本部によると、今年の超早掘りかんしょの収量は、春先の長雨による日照不足の影響などで、去年より15パーセントほど減る見込みだということです。

出荷は8月中旬まで続き、主に関西や九州に出荷されます。

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