国が特定外来生物に指定している南米原産の「ヌートリア」が、愛媛で初めて松山市の沖合で確認されたと７日に発表されました。
松山市によりますと、ヌートリアが見つかったのは松山市の中島の沖合で、５月３１日、市民が海面を泳いでいる姿を撮影し市に情報提供。専門家がヌートリアと断定しました。
ヌートリアは、南米原産の泳ぎの得意なほ乳類で、水辺に近いところの植物を旺盛に食べるなど生態系への影響から特定外来生物に指定されています。
見つかったヌートリアは捕獲されておらず、市は引き続き情報収集するとともに侵入と定着を防ぐため対策を講じるとしています。
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