JR西日本のマーク=平野美紀撮影

 JR西日本は7日、30代の男性車掌が同日朝に寝坊をしてJR山陽線の岩国駅(山口県岩国市)で回送列車に乗れず、その後の列車が一部区間で運休になったと発表した。

 JR西によると、回送列車は車掌を乗せて午前5時50分に岩国駅を出発し、南岩国駅(同)で同6時6分発の白市駅(東広島市)行き始発列車となって折り返す予定だった。車掌がいなかったため南岩国―岩国駅間が運休し、南岩国駅で乗る予定だった客約20人に影響が出た。車掌は6日から泊まり勤務をし、岩国市内の乗務員の宿泊施設で仮眠を取っていたが起きられず、約30分遅れで岩国駅に着いたという。【脇山隆俊】

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