消防団員の広報活動を支援する「学生団員」の辞令交付式が6月8日、岡山市で行われました。
岡山市は消防団員の担い手不足の解消に向けて、2024年4月から災害時の活動支援や広報活動などに携わる「機能別団員」制度を取り入れました。
このうち、主に広報活動を行う「機能別学生団員」には岡山市の学生118人が入団していて、8日は47人の学生に辞令が交付されました。
学生団員は、広報誌の作成をはじめ防火・防災イベントや防災授業の補助などを行います。
(機能別学生団員は…)
「知識と技術を習得した上で、地域の子供から高齢者までさまざまな人に、看護学生として、また看護師になっても(学んだことを)知提供できるように頑張りたい」
「自分の住んでいる地域は高齢者が多いので、火事になった時にどう逃げたら良いかや、どんなことを最優先したら良いかなどを伝えていけたら」
(岡山市消防団 木村俊彦団長)
「中から見た消防団がどんな活動をしているのか、そして自分たちも将来、消防団へ入ってみようかなと思ってもらえることを期待している」
岡山市消防局では学生の斬新なアイデアを活かして消防団の活動をPRしていきたいとしています。
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