秋田市新屋地区の伝統行事「新屋鹿嶋祭」が9日に開かれ、子どもたちが手がけた山車が威勢のいい掛け声とともに町を練り歩いた。

 「新屋鹿嶋祭」は、子どもの健康や成長を願って「鹿嶋船」と呼ばれる手作りの山車を引く、秋田市新屋地区の伝統行事。

 祭は毎年2つの地区で行われているが、2024年は地域でクマの目撃が相次いだことから、勝平地区では中止された。

 通常通り開催した新屋地区では、約20の町内や地域にある支援学校の子どもたちが、山車を引きながら地域を練り歩いた。

 参加した子ども:
「歌うところとか旗を振るところが重いけど楽しかった」「これからも平和で皆が元気な町になるように願った」

 子どもたちは地域を練り歩いたあと、地区の神社を参拝し、無病息災を願った。

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