政府はグローバルサウスと呼ばれる近年、影響力を増す新興国・途上国との協力拡大を見すえ、新たな方針をまとめました。
岸田総理大臣
「我が国はグローバルサウス諸国を日本とともに成長し、未来を作っていくパートナーと位置付けています。(グローバルサウスとの協力は)経済安全保障面を含めた国益にかなうとともに人間の尊厳を守り、国際社会における分断と対立の動きを協調へ導くものとなります」
岸田総理は脱炭素社会への取り組みやデジタル、次世代自動車などを挙げ、「日本が強みを持つ分野でグローバルサウス諸国との産業協力を強化する」と述べました。
また、インフラシステムの海外輸出について新たな戦略を策定するとしました。
こうした内容を月末の「骨太の方針」にも盛り込む考えです。
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