岩手県は、2024年2月の大雪や強風被害の復旧経費などを盛り込んだ総額20億円の補正予算案を発表しました。
達増知事は6月11日の会見で、総額20億円の一般会計補正予算案を発表しました。
このうち、2024年2月に大雪や強風などの被害を受けた農業・水産業の復旧経費に17億4500万円が計上されています。
被災した地域は全部で13市町村で、具体的には大雪で倒壊した農業用施設の再建などに7700万円、強風で被害を受けたワカメやコンブの養殖施設の復旧などに5400万円、被災した漁港施設や海岸保全施設の復旧に12億5600万円などとなっています。
達増知事
「こういった施設を復旧させることで、生産者の皆さんが希望を持って前に進んでいけるようにしたい」
補正予算案は6月21日に招集される県議会6月定例会に提出されます。
また会見で達増知事は、6月25日から中国の大連市で開催される国際会議・通称「夏季ダボス会議」に出席すると発表しました。
世界各国の政財界のリーダーが参加する中、岩手県の情報を世界に向けて発信していきたいとしています。
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