前橋市と前橋西ロータリークラブ(同市)は、26日に市内で開館する歴史エンターテインメント施設「ヒストリア前橋」に資料提供などで協力する。同館は前橋城や戦時中の空襲など前橋の歴史を映像コンテンツで学べる施設。ロータリークラブがJR前橋駅の旧駅舎を描いた絵画を、市は航空写真をそれぞれ提供し、今後の情報発信も3者で連携する。
ヒストリア前橋は、カラオケ店「まねきねこ」などを展開するコシダカホールディングス(HD)が社会貢献活動の一環として26日に開館する予定。同社がJR前橋駅前に保有する複合ビル「アクエル前橋」の2階に入居。子会社のコシダカプロダクツ(東京・渋谷)が運営する。
アクエル前橋は通学客の多いJR前橋駅前にあり、県のデジタル人材育成拠点「tsukurun(ツクルン)」や市の「高校生学習室」が入居するなど、若い世代が集まりやすい環境にある。市などはヒストリア前橋と連携して、地元の歴史についての理解増進を促したい考えだ。
開館時間は午前10時〜午後5時。火曜休館(火曜が祝日の場合は翌日休館)。入館料は大人500円、小中学生と65歳以上は300円、未就学児(保護者同伴)は無料。教員の引率を伴う学習目的の団体利用の場合は教員が500円、学生は1人100円となる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。