料理を通して生産者の思いを届けている岩手県盛岡市の古民家レストラン「草のゆかり」は、喧騒を忘れさせてくれるような緩やかに時が流れるオシャレな店です。
この店のカレーがおいしいと、今評判です。

盛岡市の中津川沿い、毘沙門橋のたもとにある「草のゆかり」は古民家を改装した店です。
「草のゆかり」とは、一つの親しみや愛情を通じて次々と縁がつながっていくという古今和歌集に由来する言葉です。
「生産者とお客さんをつなぐ」そんな店でありたいと名付けたそうです。

この店で今人気のブロッコリーのカレーは、キーマカレーに素揚げしたブロッコリーやレンコンやラディッシュなど彩り野菜が山盛りのひと皿です。
スパイスを利かせながらもまろやかな味わいで、ブロッコリーやご飯の味・食感も新感覚の逸品です。
ご飯は「いわてひだまり農園」のあきたこまちと発芽玄米をブレンドしたものです。

中村店主
「(カレーのベースは)タマネギをじっくり炒めて、そこに10種類以上のスパイスを混ぜる。自家製の麹を混ぜ合わせることで、他とは違う味わいを出している。キーマカレーの具材(豚のひき肉)とオリジナルのガラムマサラ(ミックススパイス)を入れる」

カレーにはインドの定番ドリンク・ラッシーがぴったりです。
田野畑山地酪農牛乳と岩泉ヨーグルトにイチゴを合わせて、すっきりとした甘さです。

「草のゆかり」は、総菜も充実していて、花巻・石黒農場のホロホロ鳥を使ったカレーに盛り付ける総菜は、11種類もあります。

中村店主
「カレーは、花巻・石黒農場のホロホロ鳥の手羽元・手羽中・2種類使っている。岩泉の岩泉ヨーグルト。最後にまたガラムマサラを入れる。2種類のガラムマサラを用意していて、これはローストしたものなので香りを感じることができる」

低温調理したホロホロ鳥はとても柔らかく、うまみが濃厚。きめ細やかで上品な風味もまとっています。
個性豊かな総菜も新たな発見があり一つ一つ楽しめます。

りんごとれもんのソーダ割や山地酪農牛乳を使ったウイスキーのプリンなども店主おススメのメニューです。

「草のゆかり」は生産者の思いを料理を通してお客さんへ届けます。

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