鳥取県米子市の焼肉店で「牛の心臓(ハツ)」の刺身などを食べた20代の男性4人が、腹痛や下痢などの食中毒症状を訴えていたことが分かり、米子保健所はこの焼肉店を11日から3日間の営業停止処分としました。
米子保健所によると、食中毒症状を訴えた4人は、6月2日に米子市朝日町にある焼肉店で会食し、その3日後の5日から6日にかけて発熱や腹痛、下痢などの食中毒症状を発症したということです。
症状のあった4人のうち1人が「一緒に焼肉を食べた4人全員が体調不良を起こしている」と米子保健所に連絡。保健所が調べたところ、4人の便から“カンピロバクター菌”が検出されたことから、この焼き肉店の食事が原因と判断、11日から13日までの3日間の営業停止処分としました。
4人は、「牛の心臓(ハツ)」の刺身などを食べていて、保健所は肉の生食が原因の一つと見ています。
症状を訴えた4人は、軽症で快方に向かっているということです。
米子保健所は、肉の生食は避け、中心部まで十分に加熱するよう呼びかけています。
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