岐阜県下呂市で6月11日夜、80代の女性がクマに襲われる被害がありました。東海3県ではクマの目撃情報が相次いでいて、専門家は「町中にも出てくるという認識を」と注意を呼びかけています。

 東海3県の2024年に入ってからのクマの目撃情報は、岐阜県が最も多い106件です。このうち飛騨市が一番多く、揖斐川町や中津川市でも多く目撃されているということです。

 愛知県は奥三河地方で3件、三重県は熊野市や尾鷲市を中心に27件の目撃情報が寄せられています。

 これまでにケガ人はいませんでしが、6月11日、下呂市で80代の女性が襲われ大ケガをしました。

 岐阜大学応用生物科学部の浅野玄准教授は「山奥にクマがいると思われているが、町中など身近なところにも出てくるという認識を持ってほしい」と話しています。

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