地域の国際化と住みやすい街づくりを目指して東北大学と青葉区の百貨店「藤崎」が連携協定を締結しました。

締結式には東北大学の冨永悌二学長と藤崎の藤崎三郎助会長兼社長などが出席しました。東北大学と藤崎はこれまでも商品開発などで協力してきましたが、協定の締結でさらに連携を深めていくということです。

東北大学 冨永悌二学長
「藤崎にあって私たちにないもの、私たちにあって藤崎にないもの、相互に補完しつつ相乗効果を出していく。そのようなパートナーシップを形成していきたいと考えています」
藤崎 藤崎三郎助会長兼社長
「協力関係によって生み出された成果によって市民の皆様方の幸福度が高まり、また、地域経済がより発展することを目指している」

東北大学が国際卓越研究大学の認定候補に選ばれことに加え、次世代放射光施設ナノテラスの運用開始などで外国人の増加が見込まれています。今後、藤崎の防災訓練に東北大学の留学生が参加し、言語が異なる人にとって有効な避難方法の検討も行う方針です。東北大学によりますと、国立大学と百貨店が協定を結ぶのは東日本では初めてということです。

※藤崎三郎助会長兼社長の「崎」は大が立

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