自民党は派閥の裏金事件を巡って離党勧告処分を不服とした安倍派の塩谷元文部科学大臣からの再審査請求について「相当の理由が認められない」として却下しました。

自民党 塩谷元文科大臣
「誠に残念ながら却下されたわけでございます。党としての今回の取り扱いについては疑問を持たざるを得ない」

 塩谷氏は「離党勧告」となった党の処分について、「事実誤認が多々ある」などとして再審査を求めていました。

 自民党は16日の総務会で、党側が進めてきた「手続きや事実認定に問題はない」としてこれを却下しました。

 党の規約では、棄却後10日以内に離党届を提出しなければ除名処分となります。

 塩谷氏は支援者らと相談したうえで、週明けにも離党する方向です。

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