電力と通信の会社が14日秋田市で、災害による停電や通信障害を想定して復旧作業の訓練を実施し、従業員が速やかな対応を確認した。
訓練には、東北電力ネットワークと通信大手のNTT東日本の従業員、約50人が参加した。
2社は、2021年に災害対応に関する協定を結び、人・技術を共有して復旧作業の効率化を目指している。
訓練は、土砂崩れで携帯電話の基地局につながる送電線が被害を受け、通信障害が発生したという想定で行われた。
それぞれの社員は、オンラインで相談しながら、小型無人機・ドローンを使って停電の原因を特定する作業や、復旧工事の流れなどを確認した。
NTT-ME秋田エリア・福島直人 統括部長:
「先に駆け付けた人にNTT東日本の設備も直してもらうことで、作業の効率化とサービスの早期復旧につなげることを目的として、訓練の課題を洗い出しながら次につなげていきたい」
2社は協定に基づいて今後も訓練を重ね、いざという時に備えることにしている。
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