岩手県内は6月14日、各地で気温が上がり盛岡など6つの観測地点で最高気温が30℃以上の真夏日となりました。
盛岡の真夏日は3日連続で、6月に観測するのは44年ぶりです。

県内は14日も南から暖かい空気が流れ込み高気圧に覆われたため、各地で気温が上がりました。

各地の最高気温(午後5時まで)は一関で31.3℃、江刺で30.7℃、盛岡で30.3℃など県内34の観測地点のうち6つの地点で30℃以上の真夏日となりました。

盛岡の真夏日は3日連続で、6月にそれを観測するのは1980年以来44年ぶりです。

真夏並みの暑さに、盛岡市内では日傘をさしたり水分を取ったりしながら街を歩く人の姿が見られました。

街の人
「とても暑い。部屋ではエアコンつけないといけないほど暑い」
「扇風機を回したが全然涼しくならなくて、クーラーと思ったけど電気代が上がるので」

盛岡市中心部のカフェには、冷たいかき氷で涼もうという人たちが多く訪れていました。

この店では13日の夕方からかき氷を注文する人が急に増え、14日も午前中から注文が相次いでいるということです。

かき氷を食べた人
「暑いからかき氷食べたいなと思って、前々から来たいと思っていた店に来た。(暑さが)和らぎました。涼しいです」

この暑さの影響で県内では14日、午後4時時点で1人が熱中症の疑いで病院に運ばれました。

この暑さは15日も続く見込みで、熱中症には十分な注意が必要です。

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