6月16日は父の日です。

 どう感謝を表すか街でたずねると親子の関係に思わぬ変化がありました。

 イマドキのお父さんとはどんなお父さんなんでしょうか。 

 次の日曜日は何の日か知っていますか?

 「知らない」(大学生)

 「さっぽろ祭り??」(高校生)

 「知らないです」(大学生)

 「父の日なんです!」(取材したディレクター)

 たしかに北海道神宮例祭もありますが、いわれて気づく父の日。

 母の日に比べ影が薄いのが本音。

 過去の取材で父の日のインタビューを見ると、

 「変なギャグとか言わないでほしい。頑固一徹(1990年のインタビュー)

 「もうちょっとファッションに興味もってほしい。普段ちょこっと出かけるときでもきれいにしてもらいたい」(2001年のインタビュー)

 令和になり、お父さんとの関係はどうなっているのか徹底調査。

 この春、大学生になったばかり。お父さんとどんなやりとりしているのでしょうか。

 「ネットで探してどっちがいいって言ってこっちみたいな。(Q一緒に服選んでるんですか?)はい、一緒に(服を)着るときもあります。ちょっとダボっとしてるのも今着れるじゃないですか。Tシャツとかパーカーだったら着ます」(父親が50代の大学1年)

 「お父さんの服を借りて着ます」

 「(Q抵抗はないですか?)(一同)ないです」

 「借りたりします。ベース100点なんですけど、プラスで私が去年父の日であげたバッグを使ってくれているので120点です。(Q昔は一緒に洗濯するのが嫌だという人も。いまはどうですか?)(一同)全然!そんな時期なかったです」(父親が40代の大学2年)

 「お父さんの趣味が釣りで、一緒に川に胴付き(長靴)履いて(川に)入って釣ります」(父親が50代の大学1年)

 「家族が仲良くて、みんなでバイクに乗ったりとか後ろには載せてもらっていて、お兄ちゃんも乗ってて3人乗ってたらかっこいいなと思った。私が今(バイク)教習に通っていて、あとちょっとで終わる」(父親が50代の大学2年)

 家族4人でツーリング、楽しみですね!

 「私自身韓国が好きなんですけど、お父さんも韓国めっちゃ好きで、韓国アイドルを休みの日とかずっとYouTubeとかで流してる」

 「(Q深入りされるの嫌じゃないですか?)全然!一緒に楽しみたいです」(父親が50代の大学2年)

 「オーディション番組見るの好きなんですけど、お父さんと見て投票しました」(父親が40代の大学生)

 さらに、親子の距離感にも変化が。

 「パパかパピちゃんって呼んでます」(父親が50代の大学2年)

 「昔からお父さんとお母さんを名前で呼ぶことが多い。こっちが勝手に呼んでてよくないと思ってるんですけど…」(父親が50代の大学1年)

 調べてみると、父の日になにかをするしないに関わらず、お父さんととっても仲がいいと答えた人が約9割でした。

 さらにイマドキのお父さんは…。

 「怖くはないですね。仲が良い」(父親が40代の大学1年)

 「全然怒んないです。優しい。甘い」(父親が40代の大学生)

 「今はお母さんに近くないですか?一緒に過ごしてくれる優しい。(Qお父さんの家事育児っぷりは?)してました!お母さんの帰りが遅いときは毎回お父さんが早く帰ってきて料理出してくれて、洗濯終わってお母さんが帰ってきたときには家事が終わってる」(父親が50代の大学2年)

 「料理作れるし、洗濯も結構いろんなことをやってくれます」(父親が40代の高校3年)

 「お母さんより美味しい。洗濯とか食器洗いとかやってます。(Q今の自分のお父さんみたいな人どうですか?)いいと思います。(お父さんみたいな人と)結婚したいです」(父親が40代の高校3年)

 今回の調査結果をバブル期に働いていた世代にぶつけてみました。

 「呼ばれた方は多分うれしいと思う。俺はね。下の名前で呼ばれた方がすごいうれしいと思う。距離感が近い感じ」(息子が30代の65歳)

 「サラリーマンでしたので、子どものことは女房に任せっきりだった。もっと勉強も見てやればよかったなとか、いろんなとこに連れてってあげれば感性がよくなったのかもしれないですね」(娘2人が30代半ばの67歳)

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