イギリスのロンドン大学の学生が6月17日に岩手県宮古市の三陸鉄道本社を訪れ、東日本大震災からの復興の歩みなどについて学びました。
ロンドン大学の学生4人は、震災からの復興や三陸の文化などを学ぶため6月11日から県内を訪れています。
17日は宮古市の三陸鉄道本社を訪れ、石川義晃社長から震災の被害についてや社員の努力により直後から可能な区間で運転を再開したこと、そして教訓を伝える「震災学習列車」について説明を受けました。
また一行は車両基地も訪問し、車両を下から見学しながらその構造などを学びました。
ロンドン大学3年生 デニス コスタ テオさん
「とても感動しました。色々な皆さんの体験を聞くことでとても勉強になりましたし、車両基地に行って列車の下を見るのが生まれて初めてで、いい経験でした」
ロンドン大学3年生 ルーシー キャスバートンさん
「洪水が増えているイギリスで、日本が行っている対策などを話すことで、イギリスの洪水被害が減ることにつながったらいい」
一行は6月22日まで県内に滞在し、田野畑村の防潮堤や震災遺構のたろう観光ホテルなどを見学する予定です。
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