岡山県和気町の障害者支援施設で、入所者の男性に暴行しケガをさせた疑いで37歳の施設職員の男が6月18日、警察に逮捕されました。男性は病院に搬送され、その後、死亡しています。

逮捕されたのは、岡山県和気町の障害者支援施設「ぽれぽれ」に勤務する田端裕喜容疑者(37)です。警察によりますと田端容疑者は、17日午前11時半ごろ、入所者の50代の男性に対し施設内で顔を複数回、壁に打ち付けるなどの暴行を加え、顎にケガをさせた疑いです。

他の職員が「入所者がふらつき、呼吸が弱くなっている」と119番通報し、男性は病院へ搬送されましたが、まもなく、死亡が確認されました。

田端容疑者は、施設の生活支援員として、男性の食事などの介助をしていて、警察の調べに対し、田端容疑者は、「イライラしていた」などと供述し、容疑を認めているということです。

(障害者支援施設「ぽれぽれ」 山本雅司管理者)
「(Q:田端容疑者のこれまでの勤務態度は?)暴力行為は確認できていない。家族に謝罪するとともに、今後このようなことを起こさないと、残った利用者や家族に伝えたい」

警察は今後、男性を司法解剖し、傷害致死の疑いも視野に調べを進めることにしています。

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