カキの養殖が盛んな新潟県佐渡市の加茂湖で地元の児童がカキの種付けに挑戦しました。
6月18日、佐渡市の加茂湖で行われたカキの種付け作業。
この日は両津小学校の5年生16人が地元の産業について学ぶ授業の一環として作業を体験しました。
今シーズン、約60tのカキが水揚げされている加茂湖ですが…
【カキ漁師 伊藤剛さん】
「せっかく種ガキの準備をしていかだに下げても、次来たときには種ガキが真っ白になっている状況」
去年11月から4月にかけては豊漁だったものの、気温が上がった5月からはクロダイによる食害が深刻化していて、関係者も頭を悩ませています。
この日は「食害に負けないように」と児童たちが思いを込めながら、水深7mの養殖いかだに種ガキを付けていきました。
【児童】
「楽しそうだなと思ったけど、やっぱり大変かなと思った。大きく育ってほしい」
【加茂湖漁業協同組合 山本博文 組合長】
「こういった体験をしてもらうことで、少しでも漁業に興味を持ってもらえれば。そして将来的に、漁師になるきっかけになってくれれば」
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