JAグループが作成した教材が秋田県に贈られた。子どもたちが「食」や「農業」への理解を深められる。
秋田県に教材を贈ったのは、JAバンクあきたとJA全農あきたで、4月10日にそれぞれの代表者が猿田副知事に目録を手渡した。
JAグループは、2008年から全国の小学5年生に食や農業の役割などを紹介する教材を配布している。
教材は、農産物の生産や食卓に届くまでの仕組みのほか、自給率などについて理解を深めるもの。
パンフレットに掲載された二次元コードを読み込むことで、農業と暮らしに関する動画を視聴できるシステムが新たに取り入れられた。
また、40周年を迎える県産米「あきたこまち」の開発の経緯をまとめた冊子や、コメの品種や伝統野菜を紹介する下敷きなどがあわせて贈られた。
JAバンクあきた秋田支店・大友一仁 副支店長:
「社会科や家庭科の授業の中でこうした教材を基に自分たちで考えて、周りの人たちと話し合いをしながら理解を深めてもらいたい」
教材は県内全ての小学校と特別支援学校に届けられる。
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