プール熱とも呼ばれる感染症「咽頭結膜熱」の岩手県内の患者数は、前の週からさらに増え、警報の基準値を超えています。

県によりますと、6月10日から16日までの1週間に県が指定する医療機関で確認された咽頭結膜熱の新規患者数は、1医療機関あたり3.18人で、前の週を0.03ポイント上回りました。

保健所別では、最も多い中部など5つの地域で警報の基準の3人を超えています。

咽頭結膜熱は子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状が出る感染症です。

県は感染者とのタオルの共用を避けるといった予防策を取るよう呼びかけています。

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